耐久性をアップさせる窒化チタンは色々な場面で使われている

工具を購入する時は窒化チタンの性質に注目してみよう

ドリル加工

趣味で日曜大工などをする人であれば、ドリルやドライバーなどの工具を買いに出かけることも日常的かもしれません。そんな時、価格や手に持った時の感触など、様々な要素を勘案して商品を選ばれるかと思われますが、ちょっとした金属材料の性質に関する知識があると、より自分に合った商品選びをするための指標とすることが出来ます。たとえば、先端の刃の部分が少し金色になっている工具の類を見かけたことはないでしょうか。格好いいと思って購入した人もいるかもしれませんが、これは単に見た目の装飾に凝っている品というだけではありません。
このような工具の刃の部分の金色は、十中八九、窒化チタンという金属材料による塗装と考えて差し支えありません。工具の刃を窒化チタンでコーティングすることによって、その部分は高い耐久性を手に入れることが出来るのです。その分、価格は類似の商品に比べて多少高くつくことがあるかもしれませんが、先端の小さな部分の窒化チタン塗装のみであれば、そう大きな差が出てくるほどのものではないでしょう。このように、金属材料の性質を少し知っておくだけで、長持ちするならこの商品を選ぼうといった具合に、より賢明な判断が出来るようになってきます。専門的な知識を入れずとも、広く浅く知っているだけでも役立ってくれることでしょう。

窒化チタンはどんな特徴があるのか

窒化チタンはどんなものであるのか、といえばセラミック材料になります。非常に硬いセラミック材料となっており、コーティングなどに利用されることが多いです。窒化チタンは本当に色々なものに使われています。コーディングに利用される理由は当たり前ですがかなり優秀なものであるからです。それは堅さということもありますが、すべり特性とかあるいは耐熱性などにも優れているという部分が様々な金属の表面にコーティングするものとして使われています。窒化チタンの最高使用温度は一般に600℃まであり、これはそんなに高くないでしょう。
しかし、コーティングとしては硬度は2000前後~2300程度まで期待することができます。窒化チタンはそれ単体でよく使われているというよりはあくまで他の金属に対しての加工に使われるということが多いです。それこそが金属材料として優秀な証である、ということでもあります。身近なところでは、スプーンなどの食器に使われることもあり、また医療用のメスの表面のコーティングにも使われることがあります。チタンは優秀な金属として認知度も高いですが、その派生形である窒化チタンも優秀なのです。なんらかの金属製品を製造していない限り、窒化チタンを買い求めることは少ないでしょうが、覚えておくと話の種になるでしょう。

金属材料としての窒化チタンとは?

金属材料というのは色々とありますが、その中に窒化チタンがあります。窒化チタンは、複雑な方法でチタンと窒素を結合させた金属材料です。通常のチタンより硬度が高いです。この硬度が特徴の一つであるといえるでしょう。そして、強度もそうですがとにかく磨耗性に優れているのが金属材料としての強さであるといえるでしょう。そして、これが最も多く使われる理由としてあるのが、コーティング材料です。とにかく窒化物の中で耐摩耗性に優れていることが切削工具へのコーティング材として利用されている理由でもあります。
つまりは、窒化チタンは何かを加工するための道具へのコーティングに使われるわけであって、様々な建設機械系にも使われているものであるといえるでしょう。さらには部品の素材としての利用もあります。ただし、硬度に優れているということはそれだけ切削加工等の機械加工は難しいことになります。その点がややネックという側面もあります。ある意味で代わりが利かないともいえるような金属材料ですが、それでも医療用インプラントなどでは必須とも言えるので、需要が下がっているということもないです。加工技術として求められるレベルも高いですから、それが出来る企業、業者というのは製造業界でとても重宝されています。

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